床材

フローリング

フローリングは木材を加工したもの、もしくは天然木をそのまま使用した床材で最も人気のあります。
薄い板を何枚かに張り合わせた合板材と天然木を使った無垢材、その他印刷したシールを張るタイプが有り価格も幅広いラインナップとなっています。

メリット

合板材であれば耐水性・耐傷性に優れ手入れのし易さがメリットです。無垢材は手入れの大変さはあるものの合板にはない天然木特有のやさしさと手触りの良さがあります。

デメリット

防音性が若干低く、足が冷えやすいところです。防音性に優れたフローリングもありますが床に物を落としたときや犬・猫の走る音は下の階に響く可能性があります。
無垢材に関しては合板材と比べると汚れが付きやすく手入れの大変さが挙げられます。

コルク

コルクはコルク樫の樹皮から作られた床材です。
クッション性が高く子ども部屋やお年寄りの部屋などで使われることが多いです。

メリット

弾力性・保温性に優れるのでお子様やお年寄りなど万が一転んだ時などの安全性を高めるのに有効です。
また、滑りにくく遮音性も高いのでペット用の部屋などにも向いています。

デメリット

他の床材と比べると耐久性に劣る部分があるので床に傷が付きやすい環境には向きません。
また、紫外線に弱く変色しやすいのでずっと日の当たる場所だと変色の原因になります。

昔から日本和室に使用されていた蘭草を加工した床材です。
和室は以前よりは減りましたが最近では和室の良さが見直され洋室を和室にするリフォームも増えています。

メリット

日本人の多くは畳の部屋に入ると気持ちがやすらぎますので落ち着いた空間が欲しい方に向いています。
調湿性があり部屋を快適にしてくれるだけでなく弾力性があるので転倒時に怪我がしにくい特徴があります。

デメリット

日常の掃除に加え、定期的なメンテナンスが必要で張替えの際には専門業者に依頼しなくてはなりません。
また、ダニが発生しやすいため一度発生すると対策が必要になります。

クッションフロア

クッションフロアは一見すると木目調でフローリングと同様に見えますが材質はビニールで出来ています。

メリット

比較的安価で汚れがつきにくく傷がつきにくい特徴があります。
また、間にクッション素材を入れているので弾力性があり防音性に優れているので転倒の際怪我がしにくく音が響きにくい特徴があります。

デメリット

家具を置いた時に凹みが出来てしまいます。
また、熱に弱く変色しやすいため日当たりの良い部屋に使用する場合は対策が必要になります。

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